288月

卵菌

『卵菌(らんきん)は、原生生物界の不等毛植物門卵菌綱、あるいは原生生物界から分置されるクロミスタ界の卵菌門に分類される生物。同じクロミスタ界に分類されるサカゲツボカビ類とともに菌類様の外見を持つものが多い』

一番身近にこの卵菌を観察できるのは、金魚などの水槽です。
餌の残骸や不要になった卵などに綿毛のようなふわふわを見たことはありませんか?
一般的には「ミズカビ」と言われてるものです。
水中に立ち上がる菌糸は基部の直径がしばしば100μm以上と非常に太いです。
肉眼でその本数が数えられるほどで、長さも1センチ程度。
輪郭がはっきりしてから泳ぎ出すのに数十分程度なので、顕微鏡などで泳ぎ出すのを観察するのは結構簡単。興味があったら調べてみてはいかがでしょう?

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27月

枯草菌

枯草菌(こそうきん)は、自然界に普遍的に存在する真正細菌の一種です。
空気中に飛散している常在細菌の一つで土壌中や枯れた草の表面などからも分離されることが多いのでそこから名前が付けられました。

このの代表的な使われ方が「納豆菌」。
他にもたんぱく質分解酵素を利用して、洗剤などにも用いられています。

も使い方次第で人間には良くも悪くも働くのですね。
普段の生活の中にも菌はあらゆる形で関わっています。
名前も知らない菌が周りにいっぱいなんですね。

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105月

緑膿菌

細菌学的には、大腸菌や肺炎桿菌と同じくグラム陰性桿菌に分類されるが、ブドウ糖を発酵できない点などでそれらと区別されます。
緑膿菌は、水分の多い場所(水周りや土中などにいる細菌)や腸内におり、通常健常者には、病原性を示さない弱毒細菌の一つであるが、抗生物質や消毒薬に抵抗性を持つことが多く、体力が弱っている患者が感染すると、肺炎などを引き起こして死亡することがある。MRSAと並ぶ院内感染の主要原因菌で、医療用精製水からの検出例もある。
多剤耐性緑膿菌(MDRP)-緑膿菌のうちでさらに、カルバペナム系抗生剤、アミノグリコシド系抗生剤、ニューキノロン系抗生剤に耐性を獲得したもの。
緑膿菌は、1本の鞭毛を有するグラム陰性の細長い桿菌です。緑膿菌の増殖には酸素が必要で、酸素の無い環境ではほとんど増殖しません。集落性状と臭気から緑膿菌であることが判定できます。また、褥創等に本菌が感染すると、ガーゼの色が緑色に変化します。この現象は、ピオシアニンという色素を菌自体が産生するための変化です。正確性を期すために同定検査を行います。薬剤感受性検査は、CLSIディスク拡散法または微量液体希釈法により測定します。

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65月

サルモネラ菌

血清型で2000種以上に分けられるがその内数10種類が食品毒の原因菌です。この細菌はもともと自然界に広く分布し、家畜(牛・豚・鶏等)やペット(犬・猫)もこの菌を保有している場合があります。全国的に多い食中毒の原因菌であり肉類・卵製品から良く検出されます。特に近年ではサルモネラ菌による鶏卵汚染が急増し、鶏卵内にも菌が良く見とめられることがあるので注意が必要です。
この食中毒は肉類や鶏卵を用いた食品の加熱不足・不衛生な保管等が原因となり発生する場合が多く、ネズミやハエ等によっても汚染する場合があるので注意が必要です。
シュークリーム・ケーキ・卵焼き・自家製マヨネーズ等
飲食後、半日から数日で吐き気や腹痛が起こります。この後発熱を伴い、下痢を繰り返します。このような症状が数日続きますが、一般的に一両日で回復に向います。風邪と症状がよくにているため注意が必要です。
食材を十分に加熱する。
包丁・まな板・布巾などは良く洗い、漂白殺菌液や熱湯等を用いて十分殺菌する。
調理後は早めに食し、長時間保存は避ける。
ペットに触れた後は十分な手洗いと、殺菌を行う。

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45月

コレラ菌

コレラ菌は熱帯地方の沿岸域のプランクトンや貝類・エビなどに付着して生息しています。国内で発生する患者の大部分は海外からの帰国者ですが、国内での感染例もあります。下痢を起こす原因となるコレラエンテロトキシンという毒素を産生するコレラ菌には、O(オー)1とO(オー)139(ベンガルコレラ菌)という2つの血清型があります。
激しい下痢症状を引き起こすこともあるため、感染症法では、2類感染症に分類されています。
潜伏期間は数時間から5日(通常1~3日程度)で、突然下痢を起こして発病し、下痢に続いておう吐を起こします。発熱や腹痛は少ないようです。
脱水症状の結果、体温低下や血圧低下等、重症化する場合もありますので、特に、乳幼児や高齢者では注意が必要です。
コレラ菌は感染者の便やおう吐物とともに排出されるため、感染者の便やおう吐物が感染源となり、排出物で汚染された食品や飲料水を介して口から体の中に入ります。
接触感染の可能性は少ないとされています。
コレラの流行地に旅行する場合は、生水や加熱していない食品に十分に気をつけ、特に現地で出される水や氷・生野菜サラダには注意してください。
コレラ菌は、加熱により死滅するので、食品を十分に加熱することで予防することができます。

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15月

レジオネラ菌

レジオネラ属菌(レジオネラ)は土壌や河川、湖沼など自然に生息する環境細菌です。しかし、空調設備の冷却塔水、循環式浴槽水、給湯器の水などに生息するアメーバなどに寄生、増殖し、問題となっています。
市中感染、院内感染とも季節性はみられず、中高年が好発年齢となります。レジオネラ症が1999年4月に4類感染症(全数把握)となってから2002年12末までに465例(死亡34例)のレジオネラ症患者が診断され、患者の平均年齢は60.8歳でした。また男性患者が386例と全体の83%を占めていました。
レジオネラ属菌41菌種のうち、主な病原はレジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila )が代表菌種です。 自然界では土壌、水に広く分布し、アメーバ類などの原生動物細胞内で増殖します。 
レジオネラ菌に汚染されている土壌の砂塵、あるいは汚染れた加湿器、温泉水、冷却塔水、24時間風呂などより発生する エアロゾル(液体の微粒子)の吸入により経気道感染します。
ヒトからヒトへの感染はありません。

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274月

ビフィズス菌

ビフィズス菌は、大腸の中に生息している腸内細菌の一種です。腸内には腐敗産物を生成し健康に悪い影響を及ぼす 「 悪玉菌 」 と、酸を生成し悪玉菌を抑制する 「 善玉菌 」 が住んでいますが、ビフィズス菌は善玉菌の代表。
ビフィズス菌は 1899年、フランス・パスツール研究所のティッシェー博士が健康な赤ちゃんの腸内から発見した菌です。 Y 型に分岐した形から、ラテン語で [ 分岐 ]を意味する [ ビフィズス ] ( bifidus ) と命名されました。増殖する際に Y 字型や V 字型の木の枝のような形に分岐することがあり、これがビフィズス菌の形態の特徴です。
ビフィズス菌は実用的には広義の乳酸菌に含めて考える場合がありますが、一般の乳酸菌とは異なり、酸素があると増殖できないという特徴があるのです。また、一般の乳酸菌は糖を分解して乳酸をつくりますが、ビフィズス菌は乳酸のほかに酢酸をつくります。酢酸は殺菌力が強く、腸内がビフィズス菌優勢であると、食中毒を引き起こす病原性細菌の定着や感染に対しても抵抗ができます。

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254月

大腸菌

ヒトや動物の腸内や自然環境に広く存在し、通常病原性はありませんが、いくつかの大腸菌はヒトに病原性をもち、これらを総称して病原大腸菌(又は下痢原性大腸菌)と呼ばれています。
病原大腸菌(又は下痢原性大腸菌)は、下記の5種類に分類されています。

(1)腸管毒素原性大腸菌(ETEC)
(2)腸管侵入性大腸菌(EIEC)
(3)腸管病原性大腸菌(EPEC)
(4)腸管出血性大腸菌(EHEC)
(5)腸管凝集接着性大腸菌(EAEC)

大腸菌には多くの種類があるため、菌体(O抗原)や鞭毛(H抗原)などの種類により番号で型別に分類します。
この型別を血清型別と呼びます。例えば大腸菌O157は、157番タイプのO抗原をもつ大腸菌ということになります。
食肉(特に牛肉)を使用した料理{レバ刺し(生レバー)、ユッケ(牛刺し)等、生食肉や加熱不十分な食肉}。
大腸菌に汚染された井戸水。

肉類は生や半生で食べず、十分に加熱しましょう(75℃、1分間以上)。
生肉を取扱った後や、トイレの後はしっかり手を洗いましょう。
生肉を調理する器具(包丁やまな板)は専用のものを使用するか、使用後は洗浄・消毒を確実に実施しましょう。
焼肉やバーベキューのとき、肉を焼く(生肉をとる)「はし」と食べる「はし」を使い分けましょう。
冷蔵庫内などで、肉のドリップ(生肉の汁)が他の食品に付着しないよう注意しましょう。
生水(井戸水や湧き水など)は煮沸など殺菌してから飲みましょう。

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214月

EM菌

EMとは、有用微生物群のこと、群れ(むれ)というように作物生産に有用な乳酸菌、酵母菌、放線菌、
光合成細菌、有用糸状菌などの、10属80種以上の微生物群を複合した培養液です。
微生物というと人体に害を及ぼす微生物が存在する為に、昔から多くの人に恐れられていますが、一方で
EMを構成する菌のように、多くの有益な物質を生産する微生物も多数存在することが知られています。
例えば、乳酸菌や酵母は、乳酸や各種のビタミン群を生産する有用な微生物として広く知られています。
また、ヨーグルト、チーズ、世界各地の様々なアルコール類など、すべて微生物の働きによって作られたものです。
有用な微生物とは、人間にも自然環境にも有効に役立つものを有用微生物といいます。
環境を悪化させる過剰な酸化を防いだり、動植物の細胞を活性化したりする働きをもつ酵素や生産物を作り出す
微生物の事です。そしてもっと重要なのは微生物同士でお互い有用な共同作業が出来る事です。
こうした複数の役に立つ微生物を組み合わせたものが EM=有用微生物群です。

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164月

溶連菌

正しく言うと、A群β(ベーター)溶血性連鎖状球菌感染症ですが、略して溶連菌感染症と呼ばれます。子供に多い病気で、これは「溶連菌一次症」と「溶連菌二次症」に分けられます。
普通、溶連菌感染症と呼んでいるのがこれで、溶連菌による扁頭炎とか猩紅熱がその代表です。そのほかにリンパ腺炎、中耳炎、とびひなどの一部も溶連菌の感染で起こることがあります。溶連菌による扁頭炎の特徴は、のどの痛みが強く、突然高い熱が出やすいことです。猩紅熱になると扁頭炎のほかに、皮膚にこまかい発疹が現れ、舌が莓のようになります。これを「いちご舌」といいます。
のどの赤く腫れている部分を綿棒などで擦りとり、培養して溶連菌を証明する(咽頭培養)ほかに、血液検査でASLO(アスロ)ASKなどの検査結果から推定することもあります。ASLOはASO(アソ)とも略されます。例えば、感染初期に採血したASOの数値が、3~4週間後に調べた数値より充分に高くなっていると、まず溶連菌感染症と考えられます。
ペニシリン系かセフエム系の抗菌薬が100%有効で、服用して1~2日で熱の下がってくることが多いのですが、完全に治すためには1週間から10日位服用を続ける必要があります。

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