ヒトや動物の腸内や自然環境に広く存在し、通常病原性はありませんが、いくつかの大腸菌はヒトに病原性をもち、これらを総称して病原大腸菌(又は下痢原性大腸菌)と呼ばれています。
病原大腸菌(又は下痢原性大腸菌)は、下記の5種類に分類されています。
(1)腸管毒素原性大腸菌(ETEC)
(2)腸管侵入性大腸菌(EIEC)
(3)腸管病原性大腸菌(EPEC)
(4)腸管出血性大腸菌(EHEC)
(5)腸管凝集接着性大腸菌(EAEC)
大腸菌には多くの種類があるため、菌体(O抗原)や鞭毛(H抗原)などの種類により番号で型別に分類します。
この型別を血清型別と呼びます。例えば大腸菌O157は、157番タイプのO抗原をもつ大腸菌ということになります。
食肉(特に牛肉)を使用した料理{レバ刺し(生レバー)、ユッケ(牛刺し)等、生食肉や加熱不十分な食肉}。
大腸菌に汚染された井戸水。
肉類は生や半生で食べず、十分に加熱しましょう(75℃、1分間以上)。
生肉を取扱った後や、トイレの後はしっかり手を洗いましょう。
生肉を調理する器具(包丁やまな板)は専用のものを使用するか、使用後は洗浄・消毒を確実に実施しましょう。
焼肉やバーベキューのとき、肉を焼く(生肉をとる)「はし」と食べる「はし」を使い分けましょう。
冷蔵庫内などで、肉のドリップ(生肉の汁)が他の食品に付着しないよう注意しましょう。
生水(井戸水や湧き水など)は煮沸など殺菌してから飲みましょう。