79月

細菌とウィルス

これまで書いてきた菌のことですが、正しくは細菌です。
たまに風邪などひいたときに、細菌性の風邪とウィルス性の風邪という感じできくことはありませんか?
細菌とウィルスは別物です。

ウィルスというのは人の細胞に入り込まないと生きていけないもので人の細胞から出てしまうと、数時間で死んでしまいます。つまり宿主の力をかりて繁殖することになります。構造としてはアミノ酸とタンパク質から出来ていて、50~100nmという小ささです。ウィルス性の風邪をひいたからといってウィルスに抗生物質は効きません。
一方、細菌というのは栄養さえあれば細菌だけでも生きていけます。構造的には普通の生物と同じ構造になっていて、単細胞生物になります。大きさは1μm程度の大きさでウィルスに比べるとずっと大きくなっています。細菌感染の病気であれば抗生物質での治療になります。
ですが、たまに院内感染という言葉を聞いたことがあると思いますが、抗生物質を多用している医療現場で抗生物質に耐性をもつ多剤耐性菌がでてくることがあるのです。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)と呼ばれるのですが、細菌といえば抗生物質ということがなくなってしまいました。そしてこのMRSAにも有効な薬が研究されて生まれたのですが、その薬にも耐性をもつバンコマイシン耐性腸球菌という細菌がまた生まれたのです。
こうした細菌と抗生物質のイタチごっこが繰り広げられてます。

札幌でお見合いをしていて山形で結婚をした小児科のお医者さんにきいたところ、育児の悩みとして風邪をひいたらお医者さんによく抗生物質をよく出されるのですが、必要なものなのかな?なんて質問があったそうです。たしかにウィルス性の風邪でならば、抗生物質は効かないのですが、風邪が経過中に細菌感染して予防的にだされるということです。ウィウス性の風邪だったのに、抗生物質を出されたからといってヤブというわけではありません。必要と思って出していると思いますので、もし心配ならお医者さんに聞いてみるのが一番でしょう。

浄土真宗のお坊さんもこの前流行りの新型インフルエンザにかかりました。ウィルスはとても小さいため予防は難しいのですが、気をつけたいですね。

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164月

もやしもん

漫画雑誌「イブニング」で連載中の『もやしもん』をご存知でしょうか。
菌と農業大学の生徒を主人公にした漫画で、「菌」の存在を肉眼で視認できるという不思議な能力をもつ主人公・沢木惣右衛門直保をめぐる学園ドラマです。

2007年にはフジテレビでアニメ化もされたので、ご存知の方も多いかもしれません。単行本も7巻まで出ています。
主人公に見える菌は、デフォルメされたキャラクターとして描かれており、その菌たちがしばしば発する、「繁殖する」「発酵、腐敗させる」ことを意味するセリフ「かもす(醸す)」は、作品の象徴的フレーズとなっています。

ストーリーは、主人公の沢木惣右衛門直保が、某農業大学に入学するところから始まります。主人公の菌が見える能力が役に立ったり、ある日突然なくなったりと話は進んでいきます。

漫画の中でたびたび「菌」の説明が紙面狭しと展開されることも多く、勉強にはなるのですが、夜寝る前などに読むと睡魔に襲われる、気持ちをリラックスさせたいときには向いていないという特徴を持っています。

しかし、酒造りのくだりで展開されたお酒をめぐる話は大変参考になり面白いものだったと思います。(※ 昔あった1級酒、2級酒という区分けや吟醸と蒸留など今まで知ってたようで知らないことばかりで大変勉強になりました。)

P.S.沖縄に卒業旅行なら格安ですまさないと、心から楽しむことはできませんよね。リーズナブルなパック旅行を利用してみるのもいいかもしれません。

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