ビフィズス菌は、大腸の中に生息している腸内細菌の一種です。腸内には腐敗産物を生成し健康に悪い影響を及ぼす 「 悪玉菌 」 と、酸を生成し悪玉菌を抑制する 「 善玉菌 」 が住んでいますが、ビフィズス菌は善玉菌の代表。
ビフィズス菌は 1899年、フランス・パスツール研究所のティッシェー博士が健康な赤ちゃんの腸内から発見した菌です。 Y 型に分岐した形から、ラテン語で [ 分岐 ]を意味する [ ビフィズス ] ( bifidus ) と命名されました。増殖する際に Y 字型や V 字型の木の枝のような形に分岐することがあり、これがビフィズス菌の形態の特徴です。
ビフィズス菌は実用的には広義の乳酸菌に含めて考える場合がありますが、一般の乳酸菌とは異なり、酸素があると増殖できないという特徴があるのです。また、一般の乳酸菌は糖を分解して乳酸をつくりますが、ビフィズス菌は乳酸のほかに酢酸をつくります。酢酸は殺菌力が強く、腸内がビフィズス菌優勢であると、食中毒を引き起こす病原性細菌の定着や感染に対しても抵抗ができます。
ヒトや動物の腸内や自然環境に広く存在し、通常病原性はありませんが、いくつかの大腸菌はヒトに病原性をもち、これらを総称して病原大腸菌(又は下痢原性大腸菌)と呼ばれています。
病原大腸菌(又は下痢原性大腸菌)は、下記の5種類に分類されています。
(1)腸管毒素原性大腸菌(ETEC)
(2)腸管侵入性大腸菌(EIEC)
(3)腸管病原性大腸菌(EPEC)
(4)腸管出血性大腸菌(EHEC)
(5)腸管凝集接着性大腸菌(EAEC)
大腸菌には多くの種類があるため、菌体(O抗原)や鞭毛(H抗原)などの種類により番号で型別に分類します。
この型別を血清型別と呼びます。例えば大腸菌O157は、157番タイプのO抗原をもつ大腸菌ということになります。
食肉(特に牛肉)を使用した料理{レバ刺し(生レバー)、ユッケ(牛刺し)等、生食肉や加熱不十分な食肉}。
大腸菌に汚染された井戸水。
肉類は生や半生で食べず、十分に加熱しましょう(75℃、1分間以上)。
生肉を取扱った後や、トイレの後はしっかり手を洗いましょう。
生肉を調理する器具(包丁やまな板)は専用のものを使用するか、使用後は洗浄・消毒を確実に実施しましょう。
焼肉やバーベキューのとき、肉を焼く(生肉をとる)「はし」と食べる「はし」を使い分けましょう。
冷蔵庫内などで、肉のドリップ(生肉の汁)が他の食品に付着しないよう注意しましょう。
生水(井戸水や湧き水など)は煮沸など殺菌してから飲みましょう。
EMとは、有用微生物群のこと、群れ(むれ)というように作物生産に有用な乳酸菌、酵母菌、放線菌、
光合成細菌、有用糸状菌などの、10属80種以上の微生物群を複合した培養液です。
微生物というと人体に害を及ぼす微生物が存在する為に、昔から多くの人に恐れられていますが、一方で
EMを構成する菌のように、多くの有益な物質を生産する微生物も多数存在することが知られています。
例えば、乳酸菌や酵母は、乳酸や各種のビタミン群を生産する有用な微生物として広く知られています。
また、ヨーグルト、チーズ、世界各地の様々なアルコール類など、すべて微生物の働きによって作られたものです。
有用な微生物とは、人間にも自然環境にも有効に役立つものを有用微生物といいます。
環境を悪化させる過剰な酸化を防いだり、動植物の細胞を活性化したりする働きをもつ酵素や生産物を作り出す
微生物の事です。そしてもっと重要なのは微生物同士でお互い有用な共同作業が出来る事です。
こうした複数の役に立つ微生物を組み合わせたものが EM=有用微生物群です。
正しく言うと、A群β(ベーター)溶血性連鎖状球菌感染症ですが、略して溶連菌感染症と呼ばれます。子供に多い病気で、これは「溶連菌一次症」と「溶連菌二次症」に分けられます。
普通、溶連菌感染症と呼んでいるのがこれで、溶連菌による扁頭炎とか猩紅熱がその代表です。そのほかにリンパ腺炎、中耳炎、とびひなどの一部も溶連菌の感染で起こることがあります。溶連菌による扁頭炎の特徴は、のどの痛みが強く、突然高い熱が出やすいことです。猩紅熱になると扁頭炎のほかに、皮膚にこまかい発疹が現れ、舌が莓のようになります。これを「いちご舌」といいます。
のどの赤く腫れている部分を綿棒などで擦りとり、培養して溶連菌を証明する(咽頭培養)ほかに、血液検査でASLO(アスロ)ASKなどの検査結果から推定することもあります。ASLOはASO(アソ)とも略されます。例えば、感染初期に採血したASOの数値が、3~4週間後に調べた数値より充分に高くなっていると、まず溶連菌感染症と考えられます。
ペニシリン系かセフエム系の抗菌薬が100%有効で、服用して1~2日で熱の下がってくることが多いのですが、完全に治すためには1週間から10日位服用を続ける必要があります。
乳酸菌とは糖を分解して乳酸を生産することによってエネルギーをつくる細菌の総称で種類が多くあります。
乳酸菌は食品工業・発酵工業の分野で乳酸菌飲料・チーズ・バターなどの生産のほか、私たちの生活の多方面に有効に利用されています。
昔から乳酸菌はさまざまな食品加工に利用されてきました。この乳酸菌に科学の光が当てられたのは、約100年ほど前のことです。1899年乳酸菌の一つビフィズス菌が発見され、そして20世紀初め、乳酸菌が健康や老化と大きく関係があると考えられるようになったのです。
正式にはヘリコバクター・ピロリ菌と言って、胃粘膜に感染する、らせん状の細菌です。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍にかかる人は、ピロリ菌に感染している率が高いことがわかっています。
ピロリ菌は、現在の研究では、口から感染していると言われています。
母親が口移しで物をあげたりキスをすることで、子供にも感染している場合もあります
ピロリ菌は胃粘膜でしか生きられませんが、胃粘膜以外の生存条件が悪いところでは、丸くなって冬眠状態になり生き延びます。
そして、口から口へと感染し、胃粘膜に入り込むと活動し始めます。
ピロリ菌が感染して起こった胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの治療には、病症によって薬の組み合わせは異なりますが、胃酸の分泌を抑え、潰瘍を修復する薬を服薬し、ピロリ菌を除菌する抗生物質を一週間程度服薬します。
感染した人すべてが病気になるわけではありませんが、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの症状が起こります。